2014年10月2日 伝統建築物、町家を再生させる事業が石川県金沢市で注目されています。今回、武藤先生(むとう設計有限会社:代表取締役 兼、有限責任事業組合 LLP金澤町家の組合員、NPO金澤町家研究)にご指導いただき金沢における歴史的建築物、町家の修復と活用の事例など視察させて頂きました。
武藤先生と待ち合わせは「ギャラリー椋 (むく)」で。こちらは町家を改修しギャラリー、カフェとして活用されています。写真は2階の吹き抜けから。 1階はギャラリーとして展示中でした。
ギャラリ―椋(むく) 東山にある明治の佇まいを残す金澤町家でゆっくりした時間を過ごせます。金沢市東山2丁目1-7 ℡076-255-6106
実際の建築途中も拝見できました。町家は間口が大変狭く、奥にながい建物が多いです。土壁は構造部分となる大変重要な役割を果たします。歴史的建築物の修繕は熟練された職人さんの技が欠かせません。土壁の下地は竹こまいを組んでつくります。材料は竹と葦(よし)を使います。