ちょっと一服

休みを利用して単独、自転車で称名滝まで行ってきました。私事ですがちょうど50歳を迎えて気持ちは若いつもりですが体力的には衰えを感じ、この先病院にお世話になって毎日注射で痛い思いや怖い思いをしたくないなぁと考えるようになって※特に痛感が敏感な私です( ;∀;)  そこでひと月ほど前から自転車を始めました。今日は初めてちょっと遠出でトレーニングも兼ねて行先を「称名滝」に設定して、一昔前のブログっぽく報告してみようと思います。日頃は家の事ばかり書いていますがちょっと一服のつもりでお付き合いください。ちなみに最後にオチはありませんのであしからずです。

自宅からの距離は30キロほどです。途中アルペン村のドライブインあたりから上り坂が続きます。最終の称名滝までの残り7キロは心臓破りの坂が続き、特に残り3キロはもう(汗)、・・ペダルでは上がれず何度か自転車を押して歩くはめに。完全になめてました・・・そんな過酷なライドになるとは思いもせず・・・以下タンタンと楽しい旅は続きます(*^^*)

アルペン村のドライブイン、スキーに行く時はいつもは通り過ごしている風景ですが自転車に乗っていると何気に立ち寄ってみたくなるものです。羊やヤギが「メェ~メェ~」。なんて可愛いいんでしょう(*^^*)一時の癒しでした。

毎年、前川建築の新年の初詣はこちらの「芦峅寺雄山神社」。鳥居の前で二礼拍手一礼で安全に自宅迄帰れるよう祈願してきました。この時すでに脚は結構、張ってきています(^-^;・・・

ようやく称名滝の案内看板・・おぉ~なんか雰囲気出てきました。すでに自宅からは20キロ以上、体力的には相当消耗しています。アルペン村で買ったポカリスエットがついに空っぽに。ミネラル不足の心配が頭をよぎります。13%の上り坂が約7キロほどの真っ最中。精神的にも限界、途中で「もう無理、引き返せょ」と、もう一人の弱い自分が語りかけてきます。これは幻覚か??頭もぼーっとしてきます。

ようやく半べそかきながら何とか到着!感無量です(*^^*) やり切った感、満点です。でもまだ最終目標の称名滝まではもう少し・・・

何なに!??ここから先は歩きかよ??もう脚が限界をはるかに超えて棒のようになっています。学生の頃は陸上競技で名をはせた私ですがもう体力気力の限界、昔の根性はどこいったんだよ??!ここまで来て観ずには帰れません。

ようやく最終目的地の称名滝に到着! これぞマイナスイオンの水しぶき!寒いの一言、寒いを通り越してサブいです( ;∀;) あまりの寒さに立っていられずすぐさま立ち去りはめに。一分も居られませんでした(T_T)・・・そういえばこれだけ自転車のシーズンに入ったとはいえ一人も自転車乗りのかたとすれ違うことがありませんでした。称名滝を目指すしたのは間違いだったのでしょうか・・・確かに何もない・・・滝しかない(T_T) 寒いしかない。

帰りは途中にある「ドライブイン剣」で山菜定食を頂きまして。山菜盛り盛り、いろんな山菜がちょっとづつ楽しめる粋な定食。近くではイワナの看板も目に入ったので聞いてみたところ以前出されていたそうですが今は出してないとのことで残念・・・。と思っていたところにてんぷらをサービスしていただきました(^-^)

焼いたすす竹、てんぷらも揚げたて。ちょうどいい量で美味しかったです。ご馳走様でした(^-^)

お腹も満たされてこれから帰宅です。帰りも30キロ、行きはずーっと上りでつらい思いをしたので帰りは楽ちんすーいすいっと♬ 自転車って、のぼりはつらいですが下りはスピードを体感できるスポーツだと思います。バイク乗りではないけど風を切る体感を自転車で初めて体験。スピード感と恐怖感と風を切り裂く感じは最高です。それなのに今日は( ;∀;)・・・なんで・・・。今日の風、帰りは向かい風です。まったくスピードが出ません(-_-)風を切る音ではなく向かい風の音、帰り30キロは体力の消耗しきった体には堪えました( ;∀;) 途中ホントまじかに大きな毛のもさもさのカモシカに出くわし腰を抜かしそうになったり、称名滝ではしぶきか汗か涙かわからないくらいグタグタになったり、途中車のかたや交通整理のおじさんに励まされたりいろいろありましたが結果、楽しいロード体験となりました。

一日、ロードサイクルを楽しんで明日からまたお仕事頑張ります。さえないおじさんのオチの無いブログにお付き合いくださり有難うございました(*^-^*)

 

 

 

 

 

 

専務取締役

茶木 均Hitoshi Chaki

少年の心を持ったおじさんが時には真面目に、時には遊び心満載でつぶやきます。

茶木 均の記事一覧を見る