8年前にご新築頂いてからずっとお世話になっているHさんから、息子さんの学習デスクのご依頼を頂いたのがちょうど1年前。材料は施主Hさんのお父様から預かり受けたのが昨年の12月、雪が随分積もっていた記憶があります。「慌てないから来年いっぱいかかってもいいよー」なんて言われてのんびりしてしまってようやく1年越しの納品となりました。Hさん、遅くなってしまいまして大変申し訳ありません(^_^;)
お父様から預かった板は天板へと生まれ変わりそれ以外の部分はこちらで用意させていただきました。随分待っていただいた分、造り手の土井大工が丁寧に造りました。小中高は学習デスクとして、以後は横の棚と上の棚は分割できるので使いまわしが出来るようになっています。実は設計は私が大まかにざっくり描いて、細かな図面は設計の川瀬さんが直してくれて、現場監督の松居の手に渡り、大工の土井に指示をしてようやく完成したものです。家づくり同様、多くの人の手が関わってようやく完成した机です。末ながく愛着を持って使い続けてもらえたら嬉しいです。