お色決めの打合せ

ご契約を終え、ようやく平面図の詳細の打合せが済みましたら、次はお色決めの打合せへと進んでいきます。特に外観のお色決めはお客様にとっても最も悩まれる部分となります。勿論打ち合わせの資料はしっかりカラーパースで準備いたしますが何分印刷のカラーですので、現物の見本を見ながら行います。素材によっては色の発色が随分違って見えたり、艶があるか無いかでも色目も変わります。こうした色のチェックは実際に天気の良い日に外に出て見て頂きます。陽に当たる具合でも色の違いが起こる為、まずは室内で見本をみて幾つか候補を選んで、外に出て見て頂きます。すると、室内では1番候補だったお色が外で見ると2番候補が一番のイメージだったりと変化することもあるんです。

通常上の写真が打ち合わせで準備するイメージパースです。印刷カラーの為、多少の色の誤差があります。※コピー機の機嫌によっても随分違いあるようです(^-^;

白い壁を背にして、ガルバリウム鋼板の屋根、外壁はリシン吹付、樹脂サッシの窓、玄関ドアの面材、ポイントになる木部のお色を置いてみて。2パターン見比べて・・・

決まったら玄関ポーチのタイル迄、合わせてみてご納得いただきます。こうして外観は出来るだけ自然光の下で行うことが大切だと考えます。お客様のイメージと造り手に相違が無いよう確認を行いながら打ち合わせを進めて行きます。これが前川建築の進め方です。この次はショールームでの設備機器の打合せや電気スイッチ、コンセント・照明の打合せなど前川建築ならではの打合せの進め方があります。また次回をお楽しみに(^-^)

専務取締役

茶木 均Hitoshi Chaki

少年の心を持ったおじさんが時には真面目に、時には遊び心満載でつぶやきます。

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