HAIKEI 工事記録 ⑤

HAIKEIの工事現場では内装工事と外壁工事が同時に進行しています。今回は外壁工事のお話です。外壁の仕上げは木材の仕上げと窯業系サイディングで吹付塗装の仕上げの2つの素材をバランスよく採用しています。 その内、木材の仕上げでまだ途中の段階ですがちょうど「隠し技」をご紹介出来るタイミングに居合わせることが出来たのでご紹介します。

これは1階部分の外壁、杉の板を貼ったものです。拡大してよく見てみると杉の板と杉の板の間に均等に少し隙間があるのが見えると思います。木は調湿作用があることは皆さんご承知だと思いますが、特に杉は他の材木と比べてより調湿性が高い材種です。湿気を吸うと木は膨張し、湿気を放出すると収縮する特性を持っています。なので杉の木を外壁に張る場合、ぴっちり隙間なくキツキツに張ると膨張した時に板と板が膨張して弓のように脹れあがる現象が起きてします。そうなってしまうと外観の見え方は残念な感じなってしまいます。膨張しても伸縮しても外観に変化が現れないよう、隙間という「隠し技」を用いて丁寧に板を張り上げています。勿論、隙間がそのまま見えて仕上げではありません。この後に細い「縁」を取り付けて仕上がりです。

こうしてHAIKEIは平屋と2階建ての2棟、細かい部分も妥協せず、丁寧に造りながら住まい手を想い、少しずつ完成に向けて順調に工事が進んでいます。このHAIKEIに現在、住まい手を募集しています。完成おひろめ会は6月3日を予定していて12月の年内一杯まで常設展示場として利用します。展示をおえて2024年1月から暮らして頂ける「住まい手募集住宅」です。そこでオープンの6月3日までの先行販売でご契約戴きましたら大きな特典をご用意しています。ご興味をお持ちの方は私茶木迄、お気軽にご連絡ください。電話番号は080-3013-4471です。宜しくお願いします(^-^)

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専務取締役

茶木 均Hitoshi Chaki

少年の心を持ったおじさんが時には真面目に、時には遊び心満載でつぶやきます。

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